カントン包茎は自身で亀頭を露出させるのが難しい場合も多く、このまま放っておくと衛生面などのリスクが高まります。
このため早めに手術しておいた方が費用も痛みも少なくて済む可能性があるので、気になっている方は速めに治療を検討するのもおすすめです。
治療方法については色々ありますが、クリニックで確実に治すのが安心ですし、もっとも遠回りになりにくいと考えられます。
そこで今回はカントン包茎の治療と手遅れになった場合のリスクについてまとめてみました。
判断を先延ばしにしていると思わぬ事態に陥る可能性があるので、どのような点に気を付けるべきかは要チェックです。

カントン包茎の治療が手遅れになるとどうなるのか

カントン包茎は放置するとやがて何らかのトラブルが生じ、最終的に壊死が始まることもあります。
ただ皮をかぶっているだけなら手遅れと言うことはありませんが、流石に潰瘍ができたり壊死が始まったりすると危険性が高いため、そうなる前に治療について判断したいものです。

まず初期の段階では浮腫みが生じやすいと言われます。
仮性包茎でも浮腫みが生じると、包皮が膨張するなどして皮がもとに戻りにくくなる場合があります。
カントン包茎だと事態は深刻で、強い締め付けにより状態が更に悪化しかねません。

もしも包皮の浮腫みを放置した結果として症状が進行すると、強い締め付けにより血行が阻害され始めます。
血流が滞ってしまいますから、次第に亀頭部分がうっ血して腫れあがり、医師でないと包皮を元に戻せなくなることがしばしばあるのです。
こうなると状態は悪化する可能性が高くなります。
更に進行すると出血や潰瘍が見られ、壊死し始める危険性もあります。

また衛生面も問題で、包皮内で病原菌が繁殖して感染症を起こす事例もしばしばです。
加えて性交時には性感染症にり患するリスクも高くなるので、こちらも注意が欠かせません。
いずれも辛い症状が出る他、病院での治療は色々と負担になります。

カントン包茎の治療はどうすべき?

クリニックでの治療がおおすすめです。
特に包皮がもとに戻らなくなって亀頭が腫れてしまうと厄介ですから、そうなる前に早めに検討しましょう。

自力での治療はあまりおすすめできず、クリニックを検討した方が良いと言えます。
なぜなら自力での治療は効果に個人差があり、せっかくの努力や出費が無駄に終わることもしばしばです。
また民間療法で根拠がない治療方法が流布されている可能性もあります。

加えて失敗した場合には、適切な処置が遅れるのもリスクです。
無理に皮を剥こうとして元に戻らなくなった場合、やはり浮腫みを生じたり亀頭の腫れを招いたりして、本来不要なリスクを招く結果になりかねません。
他にも器具を使っていてペニスを傷つけるような恐れもあるはずです。
特に皮が元に戻らなくなった時は焦りますから、そこで無理すると状況が悪化することもあります。

このことからスマートに治療を進めるには、クリニックへの相談を優先的に考えた方が安心に繋がります。
もしも現に腫れや変色が見られたり、痛みや違和感を感じたりしているなら、自身で処置するのは避けるのがおすすめです。
実績のある医師なら症状が進行していても適切に処置できるので、冷静になって判断しましょう。

カントン包茎のクリニックでの治療の流れ

基本的には整復と呼ばれる治療を行って、包皮を元に戻すところからスタートします。
医師は特殊な技術を持っているので、一般人では元に戻せなくても、何とか処置できるわけです。
手技を使う他に滲出液を取り除く方法などがあります。
もしも手技による整復治療が功を奏さない場合は、手術を含めて他の方法を検討することになります。

上手く整復できて腫れが引いた場合は、一般的な包茎手術を行うのが一般的です。
包茎手術は一般的な真性・仮性包茎に使われる方法を検討します。
環状切開法や亀頭下環状切開法などが選択肢です。
他にも多彩な手術方法があるので、予算やデザイン性などから好ましいものを選んでいきましょう。

包茎手術に関しては、原則としてカントン包茎だから特別な処置が必要と言うことはありません。
ただし包皮輪が問題になりますので、これをしっかりと除去するなどの対策が必要になります。
包皮輪の処置が不十分だと手術をしても、やはり皮を剥いた時に締め付けが残る可能性があるためです。
また包皮輪のせいで術後にトラブルが生じる場合もあるため、しっかりと処置できるような技術力が高くて経験を積んでいる意思を選びたいものです。

まとめ

カントン包茎は自然になおる見込みが薄いので、大きなトラブルになるまえに治療を検討しましょう。
軽度なら自力で包皮を戻せますが、むくみや腫れのためにもとに戻らなくなり、緊急処置が必要になる方は後を絶ちません。
特に亀頭は大きくはれ上がるので、精神的にも大きな負担がかかります。
余程の状態になるまでは充分間に合いますので、気になっている方は早めに判断するのがおすすめです。
傷跡が残りにくい手術法や、他人にバレにくいノウハウなどがありますので、手術が不安な時には情報を集めたり、医師に相談したりしてみると、解決の糸口が見つかるはずです。

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