カントン包茎には様々な症状がある
カントン包茎とは、包皮先端部の口が狭く、亀頭を露出しようとすると周りの包皮に締め付けられて、圧迫されてしまう包茎のことです。
しかしカントン包茎にも様々な症状があり、主に4つに分けることができます。
何もしない場合には楽に包皮が剥けるのですが、勃起して亀頭が露出しようとすると全部向ける前に締め付け感や痛みを感じる場合や、露出をしようとしても包皮を剥かないと出てこない場合があり、後者の場合はあらかじめ亀頭を出した状態で勃起してしまうと陰茎や亀頭部に強い締め付け感や痛みを感じることがあります。
またさらにひどい場合は亀頭が露出しても元に戻らなくなったり、戻そうとすると亀頭部が腫れあがり鬱血して、最悪の場合は壊死してしまう恐れがあります。
さらに何もしてない状態でも勃起時でも、亀頭が露出してしまいます。
この場合は痛みがないのですが、長時間露出してしまうと包皮が少しずつドーナツ状に腫れあがってしまいます。
この場合のカントン包茎を「隠れカントン包茎」と呼びます。
どのカントン包茎でも放置しておくと危険なので、症状に適した治療を行うことが必要になります。
カントン包茎の治療について
カントン包茎にはいくつかの症状がありますが、治療方法として切らない治療法、手術を受けないで治す方法はありません。
勃起をすると包皮が亀頭部を締め付けてしまうので、切開をして起きないようにすることが必要です。
カントン包茎を治療するための手術方法は病院によって異なり、症状の違いによって包皮の切除の仕方が異なります。
重要なのは傷跡が目立たないようにするための切開の方法と、その後の縫合です。
切開の方法として傷跡をわかりにくくするために一番目立たない亀頭のくびれの部分直下で切り口を入れて勃起したときに起こる痛みや腫れを防ぐように包皮内板または絞扼輪の切除を行い、包茎を治してから縫合を行う美容整形外科での方法や、患者一人一人に合わせてペニスの裏筋を残して切開をする外科的な方法があります。
切開をしないで亀頭を露出した状態で下した包皮を縫い合わせて固定したり、病院には行かずに自分で包皮を剥いて治療するという方法もあるようですが、適切な治療とは言えません。
前者はカントン包茎には適していない、後者は自分で亀頭部を露出させると元に戻らなくなる可能性もあり、症状が悪くなります。
まとめ
カントン包茎は放っておくと衛生的にもよくなく、また症状が重くなり、勃起不全や射精障害を引き起こしてしまうので、生殖機能面でも問題が起きてしまいます。
さらに露出された亀頭部が包皮に締め付けられることで鬱血、ひといと壊死してしまう可能性も出てきそうです。
しかし病院に行って診察を受けることで医師は患者一人一人にあっていて負担の少ない方法で手術をして、どのような症状のカントン包茎でも完治できるように治療を行います。